合同葬 - 葬儀セルフ

社葬と異なる合同葬の定義と基礎知識

合同葬はなかなか聞き慣れないものであり、その内容について細かく知ってる方は多くはありません。ここでは合同葬について簡単にご案内します。企業が遺族と合同で主催し、個人葬と本葬を一緒に行うことが定義となります。

また、二つ以上の企業や団体が合同で行う葬儀も含まれます。次に中身についてですが、宗教や宗派に関しては、基本的に遺族との話し合いによって決められます。費用については、企業と遺族間で決定されるので、負担の分担など話し合いが必要となります。

通常の葬儀と同様に、準備はとても慌ただしく、短期間でやる事が山のようにあります。また、弔問者は会社の取引先や故人の友人など幅広い為、案内や進行には専門の知識と正確さが必要になります。その為、葬儀会社を選択する際は、専門のスタッフのいる実績のある会社を選ぶことが大切です。

旅立つ人を思う心を形にできる合同葬を

合同葬とは、企業や団体・機関などと遺族が、合同で行う葬儀のことをいいます。社葬の一種と考えることもできます。複数の企業や団体・機関などが、葬儀を合同で主催する場合にも、合同葬といわれます。合同葬の特徴は、ご遺体が荼毘にふされるまでが、葬儀の流れとして決められていることです。

そこが社葬やお別れの会とは違います。故人が逝去されてから短期間で、細かなことを含む多くのことを決定しなければならないのも、特徴のひとつです。企業や団体・機関側と遺族側の双方が納得できるものとするために、よく話し合い、細かい点まで決定しておく必要があります。

お互いの間で後にわだかまりが残らないように、また、後から後悔しないようにするために、心を配って、準備を行う必要があります。特に遺族は故人を偲ぶ時間もなく、慌ただしく準備に追われることになります。心を強くもって、冷静さを保ち、とにかく落ち着いて行動しましょう。

誰にでも平等にやって来てしまう最後のお別れ、旅立つ人も見送る人も、納得できるセレモニーとするために、故人を悼む気持を形にしたいですね。